洗濯機のドラム式と縦型って結局どっちがいいの?メリット・デメリットをまとめて比較してみた【ズボラ主婦目線】

しらたま
しらたま

どうも、しらたまです。

少し前の話になりますが、我が家の洗濯機が寿命を迎えました。

使っていたのは縦型の洗濯機で10年以上前に購入したものだったのですが、回すと尋常じゃない大きい音はするし、洗った洗濯物にニオイは残るしでさすがにもう買い替えるか〜となりました。

洗濯機の買い替えとなるとみんなが悩みがちなのがそう!

縦型にするかドラム式にするか問題!

洗濯機の買い替えを検討している方のなかには、どちらにしようか悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

私も買う前はだいぶ迷いまして、早く買い替えなきゃいけないのに半年以上は悩んだ気がします。

週末ごとに電気屋さんに通っては洗濯機コーナーをグルグル見て回るだけという、はたから見たらただの冷やかし状態になっていたのも、今となっては良い思い出です(笑)

今回は、実際に私が新しく洗濯機を購入する際に重視したポイントを踏まえて、選び方やメリットデメリット、結局どちらがおすすめなのかをズボラ主婦目線でまとめてみました。

ちょうど悩んでるよって方は、洗濯機を選ぶ際の参考にしてみてください。

ドラム式洗濯機と縦型洗濯機って結局どっちがいいの?

最初に結論を申しますと、私のようにとにかく洗濯物に時間をかけたくないという方には、断然「ドラム式洗濯機」がおすすめです!

実際に私もドラム式を購入しましたが、縦型の洗濯機を使っていたころよりも手間がだいぶ減ってめちゃくちゃ満足しています。

それまでの私は縦型しか使ったことがなく、慣れているのもあったのでかなり悩みましたが、ドラム式にしたのは私にとって大正解でした。

ちなみに我が家が購入したのはこちら↓

(東芝のTW-127X9Lのホワイト。現在は生産終了しているようです)

毎日フル稼働でお世話になっています。

ここからは、私が使ってみてわかったドラム式洗濯機のあれこれについて紹介していきます。

ドラム式洗濯機のメリット

まずは、ドラム式洗濯機のメリットについて紹介します。

乾燥までしてくれるので干す手間がない

私が思うドラム式の最大のメリットは乾燥までできるところです。ドラム式では洋服ならすぐに着られるくらいまで乾燥してくれるので、洗濯物を干す手間がありません。

洗濯物を入れて、洗剤を入れて、ボタンを押せばあとは自動で洗ってしっかり乾燥までしてくれるのがドラム式のすごいところだと思います。なんなら機種によっては洗剤の自動投入機能もあるので、洗剤や柔軟剤を計量して入れる手間すら省けます。

百歩譲って、洗濯物って洗濯機を回すところまではいいんですよ。入れてボタンを押せばいいわけですから。私にとっての問題はそのあと。

もう!とにかく!干すのが!めんどくさい!!(大声)

やる気が常時1%しかないズボラ主婦にとっては死活問題です。

1枚ずつ取り出して、ピンチハンガーにちまちまと挟んで、物干し台まで運んで干して、しばらくしたら取り込んで……って手間かかりすぎでは???って感じで本当に嫌いでやりたくありませんでした。

晴れている日ならまだしも、梅雨の時期なんて乾かないし生乾き臭もするしでさらに最悪です。ちゃんと洗ったはずなのに嫌なにおいがして、せっかく洗濯したのに……と何度思ったことか。

その点、ドラム式は乾燥までできるので天気関係なくカラッと乾かしてくれます。生乾き臭もしませんし、仕上がりはふんわり。最高です。

また、乾燥までかけることで洗濯槽が濡れたままにならず、カビの心配が少なくなるのもドラム式のメリットだと思います。洗濯槽の掃除も地味に面倒だし、嫌なにおいの原因にもなるので、できればきれいを維持したいところですよね。

毎日のことなので、日々の洗濯で洗濯槽までちゃんと乾かせるのは便利だなぁと感じています。

水道代が安い

水道代を節約したいと考えている方にもドラム式はおすすめです。

パナソニックの公式サイトによると、1回あたりの水道代が縦型の場合、ドラム式の2倍近くかかるとのこと。

<洗濯1回あたりの水道代>

ドラム式洗濯機 縦型洗濯機 
約22円約40円
(参照:パナソニック ラム式と縦型 電気代・水道代の違い

もちろんこれは一例なので、機種によって細かい違いはあると思いますが、それでもこの差は大きいですよね。

少量の水で叩き洗いをするドラム式より、水をためて洗う縦型のほうが水道代が高くなるのは当然といえば当然なのですが、2倍近いとなるとかなりの差があります。

特に、1日に何度も洗濯をするというご家庭は、ドラム式洗濯機を選んだほうが水道代を大きく節約できそうですね。

電気代も安い

ドラム式は、節水だけでなく実は節電という点でも優秀なのがすごいところ。

<洗濯1回あたりの電気代>

ドラム式洗濯機 縦型洗濯機 
約2.2円約3.1円
(参照:パナソニック ドラム式と縦型 電気代・水道代の違い

水道代ほどではありませんが、パナソニックの公式サイトには電力でもドラム式は縦型の約2/3に抑えられるとの記載がありました。

節水・節電ができる洗濯機を買いたい場合にも、ドラム式が一番の候補となりそうですね。

見た目がおしゃれでテンションが上がる

これは完全に私の所感ですw

電気屋さんに通っていたころから、ずらっと並ぶドラム式を見て「どれも見た目がおしゃれだなぁ」と思っていたので、購入したばかりのときは見るたびにテンションが上がっていました。

好みは分かれるかと思いますが、私のなかでドラム式は全体的にスタイリッシュなデザインのものが多い印象です。

縦型がおしゃれな見た目じゃない、というわけではありませんが、見慣れているせいか個人的には特徴的な丸いドアのドラム式のほうが目をひきました。

私と同じように思っている方がもしいらっしゃったら、ぜひドラム式を検討してみてくださいw

ドラム式洗濯機のデメリット

メリットがあればデメリットもある……ということで、ここからは実際にドラム式を使っている私が感じたデメリットについても紹介します。

価格が高い

ドラム式は縦型に比べてとにかく価格が高いです。多くの方にとって購入のネックになるのは価格がほとんどなのではないでしょうか。

乾燥機能があったり節水・節電できたりするので、多機能なぶん値段が高くなるのかもしれませんが、正直めっちゃ高いです。

縦型の2倍以上するドラム式も普通にあります。

ドラム式のすべてがめちゃくちゃ高額というわけではありませんが、ファミリー向けの大容量タイプには何十万もするものがあるので、間違いなく多くの家庭に大打撃を与える価格だと思われます(我が家もそうでした)。

高額の買い物で失敗しないよう、いざドラム式を購入するぞ!というときは機能だけでなく、そのほかの部分もよく確認して自分に合ったものを慎重に選んでくださいね。

サイズが大きい

ドラム式は基本的に縦型よりもサイズが大きいものが多いです。

一人暮らし向けのものなど機種によっては比較的小型のタイプもありますが、ファミリー向けの大容量タイプはどれも結構な大きさがあります。

電気屋さんで実物を何度も見ていたはずの私も、実際に自宅に搬入されたときはその大きさに改めて驚きました。

なお、マンションなどの場合、サイズが大きくて置けないこともあるため要注意。購入前にしっかりサイズを測ってくださいね。

乾燥機能を使わないで干すとゴワゴワしがち

ドラム式では、乾燥機能を使わずにそのまま干すとタオルがものすごくゴワゴワになります。

私も初めて乾燥機を使わずに洗濯したときは、取り込んだタオルがゴワゴワのカピカピになっていてびっくりしましたw

これは、洗濯物の繊維が寝てしまうのが原因とのこと。ドラム式は洗濯物を持ち上げて下に落とす「叩き洗い」で洗うため、どうしても繊維が寝てしまうようです。

よくさばいてから干せば多少は軽減されますが、ふんわり仕上がりとまではいかないので、タオルなどは基本的に乾燥機能を使うのがおすすめです。

乾燥機能を使えばふわふわになりますし、タオル以外は普通に干しても特にいつもと仕上がりは変わらないので、個人的にはあまり気にならないのですが、「洗濯物は普通に干したい!」という方にはドラム式はあまり向いていないかもしれません。

ドラム式洗濯機の選び方

ここからは、私自身がドラム式を選ぶときに特に重視したポイントについて紹介します。

ヒートポンプ方式かどうかチェック

洗濯機の乾燥方式には、大きく分けて「ヒーター方式」と「ヒートポンプ方式」の2種類があります。

ざっくり説明になりますが、ヒーター方式はドライヤーみたいに熱風を当てて乾かす方式、ヒートポンプ方式は除湿と乾燥を同時に行う方式です。

ヒーター方式は本体の大きさがコンパクトになるのがメリット。ヒートポンプ方式は、60度くらいの低い温度で乾かすので生地が傷みにくく、乾燥時間が短いのがメリットです。

なお、ヒートポンプ方式の場合は洗濯機内が高温にならないので、乾燥の途中でドアを開けることもできます。

私的に一番ほしかった機能が乾燥なので、選ぶときは省エネなうえに効率良く乾かせるヒートポンプ方式のものに絞って選びました。

基本的にドラム式の多くはヒートポンプ方式を採用しているようですが、なかにはヒーター式のものもあるみたいなので、どちらのタイプなのかしっかり確認してから選んでくださいね。

本体の大きさやドアの開閉の向きをチェック

ドラム式は本体サイズが大きめのものが多いです。

特に、今まで縦型を使っていたご家庭なんかは、サイズアップする場合がほとんどだと思うのでサイズの確認は必須です。(我が家もかなりサイズアップしました。圧迫感がすごいですw)

幅や奥行きはもちろん、機種によっては高さがあるものもあるので、洗濯機の上に棚などがある場合は高さもチェックしておくと良いと思います。

もう一つ、忘れてはいけないのがドアの向き。ドラム式のドアは右開き・左開きどちらのタイプもあるので、設置する場所に合わせたタイプを選んでくださいね。

容量をチェック

ドラム式を選ぶときは容量のチェックも必要です。こちらもざっくりですが、1人暮らしが7kg、2人家族なら〜10kg、3人以上なら〜12kgが目安とのこと。

我が家は夫・小学生の子ども・私の3人家族で、12kgのタイプを使っています。容量に関して多い・少ないを感じたことがないので、我が家に合った容量だったのではないかと思います。

買った当初は思っていたよりも本体サイズが大きめだったこともあり、「容量多すぎたか……?」と思いましたが、毛布などの大物も丸ごと洗えるし、乾燥までかけられるので12kgにしてよかったなと思います。

容量で迷った方は、容量の多いタイプを選んだほうが大物にも対応できるので個人的にはおすすめです。

便利な機能をチェック

ドラム式洗濯機はメーカーによってさまざまな便利機能が付いているものも多いです。例えば、我が家の洗濯機には洗剤の自動投入機能やスマホ連動機能などが付いています。

……が!

現在、我が家ではどの機能も使っていないので、機能の有無で機種を選ぶよりも、乾燥機能や洗浄力などほかの部分で選ぶほうが良いと思います。

購入前は私も「洗剤の自動投入機能は絶対ほしいよね〜」なんて言っていましたが、結局は使わなくなったので、その辺りはシンプルなものでもよかったかなと思いました。

今では便利機能はいらないからそのぶん安くしてほしかったなぁ……なんて思ったり思わなかったり(小声)

もちろんいろいろな機能があると便利ですし、実際に使っていて重宝している方も多いと思うので、あくまでも個人的な意見になりますが、便利機能は「あったら便利そう」ではなく「絶対に使うもの」が付いているもの、もしくは多機能すぎないものを選んだほうが、使いやすいかと思います。

おまけ:ドアのパッキンのホコリ取りについて

私がドラム式を使い始めてびっくりしたのが、パッキンに付くホコリの量です。

乾燥までするせいなのか、縦型では見なかった量のホコリが毎回パッキンに付いているので、使いはじめたばかりのときは使い方を間違えたのかと焦りましたw

パッキンの表面部分やその裏側に付く大量のホコリを見て、洗濯1回でこんなにたくさんホコリって出るんだなぁと思った記憶があります。

縦型でもホコリ取りフィルターのお手入れは必要だったので、特別手間が増えたと感じることはありませんが、乾燥のときにパッキンに張り付くのか、手で普通に取ろうとするとうまく取れないので地味にストレスでした。

濡らしたもので拭くと取れやすいことに気づいてからは、我が家ではキッチンペーパーを少しだけ水で湿らせて、ホコリを集めるようにして拭き取っています。洗濯前ならこれから洗う予定のタオルとかでも良いかもしれません。

しっかり濡らしたものだと逆に拭き取りにくいので、少しだけ湿らせるのがポイント。なお、ティッシュだとボロボロになりやすいので、丈夫なもので拭き取るのがおすすめです。

まとめ

今回は、縦型洗濯機とドラム式洗濯機のどちらが良いのかを【ズボラ主婦目線】で比較してみました。

家事の時間を短縮したい方、洗濯が嫌いな方など、とにかく洗濯に手間をかけたくない方にはドラム式洗濯機が断然おすすめです。

本体価格が高いのはネックですが、毎日何回か洗濯をする方にとっては節電・節水になるのも大きいと思うので、長い目で見ればドラム式のほうが良いのではないかと思います。

あと、地味すぎてメリットには入れませんでしたが、夏場など洗濯物を外に干して虫が付くのが嫌なんだよね〜っていう方にもドラム式は向いていると思います。(すごく嫌だったので、虫の心配をしなくなったのも個人的には大きかったです)

ものすごく偏った視点からの意見となりましたが、皆さまの洗濯機選びの参考になれば幸いです。

では、また〜。

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